Uさんコメント:ところで。昨日のSecですが、以前のKim先生の授業で、麦角はライ麦などに寄生する菌で、幻覚など起こすLSDと同じ成分とか言ってたのを思い出しノート見たら、魔女はSecを食べて、幻覚状態になると書いてありました。
そうでしたよね!
LSDはその後は化学合成でつくられるようになりましたが(安上がりだから)、でもどちらも似た幻覚作用があるようですね。
魔女がSecaleを食べていた、という説もありますが、もう一つ興味深い説は、中世以降のヨーロッパは新世界(アメリカ)で魔女狩りが起きていましたが、当時、魔女の呪いのせいにされていた集団中毒症状が実は集団ergot (Secale)中毒だったのではないかということ。恐ろしi不可解な身体的/精神的症状を呈した患者たちが大勢出ているのを見て、集団ヒステリーが起こり、悪魔に使える魔女の仕業とされていたのかもしれません。
記録によると、どうも魔女狩りの事件があった年は、ちょうどergotが発生しやすいような気候が続いていたとか。(これはPrismaを見ています。)
Ergot (麦角、Secale)はライ麦に寄生する菌ですね。当時はこのライ麦から作られたパンが人々の主食だったわけで、みんな食べていたんです。
これはオフレコですが(笑)、私の○○がヒッピー世代の最後の方の人間で、若い頃はかなりのLSD常用者だったらしいんです。Secaleの幻覚/精神症状と重なるものも多いみたいです。
確か、数年前にMisha NorlandたちがLSDもプルービングしているようなので、比較してみるのも面白いかも。
2/2/11 9:02 AM
(タイプミス:「中世以降のヨーロッパは新世界(アメリカ)」
2/2/11 9:03 AM
ではなく、
「中世以降のヨーロッパや新世界(アメリカ)」
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