癌のところの謎のルブリック
- fungus haematodes
に関連して、少し調べました。
ネット検索で見た限り、かなり古い病名で18世紀後半から19世紀前半にかけて使用されたようです。
ラテン語を普通に英訳するとBlood Fungus(血液の真菌)になるので、真菌による敗血症と解釈してしまいそうですが、実際はやはりさっき言ったみたいに Soft tissue sarcoma (soft cancer) 軟部組織の腫瘍、軟部肉腫のようです。
画像検索したら、目に起きたものの絵が見つかりました。でも勉強会の参加者のひとりに「画像こわかったよ」って言われちゃいましたw
http://www.anatomy.kezz.ru/patan/fungus-haematodes.html
こんな小さいルブリック、使うことがあるかどうか分からないけどね
ちなみに、Synthesisで他にfungus haematodesが登場するのは
EYE : CANCER - fungus haematodes
MOUTH : EXCRESCENCES - Gums - fungus haematodes
CHEST : CANCER - Clavicles - fungus haematodes
EXTREMITIES : FUNGUS HAEMATODES
SKIN : EXCRESCENCES - fungus haematodes
画像をもうひとつ:
(撮影:Joanna Ebenstein、写真はポーランド・クラクフ、ヤギェウォ大学の医学部付属博物館より。Photo by Joanna Ebenstein, from The Museum of the Faculty of Medicine at the Jagiellonian University, Krakow)
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