2012/05/28

MIND - DELUSIONS - old

p. 80
 

Delusions
- old :
・timeless, ancient feeling; having a

lac-loxod-a (アフリカ象)のレメディ、1つだけのルブリックです。
アメリカの現代のホメオパス Nancy Herrick (Roger Morrison の連れ合いでもある)方がプルービングを行なっています。

プルービングでは様々な強力なイメージが浮かび上がってきたようです:暴力、殺し、残酷さなどは、アフリカの像の状況を物語っているようにも思えたりします。他に苦しみ、ホームレス、食べ物や滋養というのがあったり、無限の時間・永遠・無窮というテーマもあがってきてました。

このルブリックの元となったプルーバーの記述です:
My son in bed with me and I get this timeless, ancient feeling. Quiet - Deep state of timelessness, present ancient state, staring out the window at the mountains. Feel free and a lot of space around me. No history, no self but self, only peace. It feels like my cured state but does not last.
息子が私と一緒にベッドにいて、私は無窮と古昔の感覚をおぼえた。静かである−−深い、時間の超越した、太古から続く状態がここにあり、窓から山の方をぼうっと眺めている。解放されて、私の周りにはスペースがいっぱいあるような感覚。過去などなく、自己もなく、ただ、平穏のみがそこにある。自分が治癒した状態のように感じるが、それは続かない。

ということは、ancientの意味としては「自分が年老いた=old」という意味にも取れますし、太古からある、時間に縛られない状態を表していることと捉えることもできますね。

Delusions
- old : 
・timeless, ancient feeling; having a 

デリュージョン
- 古い [年老いた]:
・超時的な、太古から続く感覚がある

2012/05/17

MIND - DELUSIONS - life - careering from life to

p. 71 

Delusions
- life :
・careering from life to :


 "I stood in a remote chamber at the top of a collossal building and the whole fabric beneath me was steadily growing into the air. Higher - higher - on, on forever into the lonely dome of God's infinite universe we towered ceaselessly. The years flew on; I heard the musical rush of their wings in the abyss outside me, and from cycle to cycle, from life to life I careered, a mote in eternity and space."

これはむずかしいです...

ダメ訳で許してくださいね。もっと分かりやすく直せるかたがいましたら、お願いします。

「私は巨大な建物の最上階にある遠く離れた部屋に立っていると、その構造全体は空へ着実に伸びていった。私たちは絶えず、益々高く、神の果てしない宇宙の寂しい天井に向かって際限なく昇り、そびえた。月日は飛ぶように過ぎていき、その翼が旋律のようにさっと通り過ぎるのが、外界の混沌から聞こえてきた。そして私は永遠の世と宇宙の中に漂う微塵のごとく、周期(サイクル)から次の周期へ、生涯から次の生涯へと全速力で移り変わっていった。」

これもCannabis indicaです。やはり、アレンのEncyclopediaから。ルブリックとなった「careering from life to life」は、最後の部分です。(生涯から生涯へ...)

MIND - DELUSIONS - life - symbols of life

本日の難しい〜ルブリック。
どちらも Cannabis indica が入っているルブリックですね。

出典マテリアメディかを探してみたら、やはりアレンのEncyclopedia of Pure Materia Medica に載っていました。

p.77

Delusions
- life :
・symbols of life; all past events revolve rapidly on wheels as :


All the events of his past life, even those long forgotten, and most trivial, were thrown in symbols from a rapidly-revolving wheel, each recognized as an act of his life, and each in its correct order of sequence.

「彼の人生で起きた過去のすべての出来事、長い間忘れていた事や些細でつまらない事までが、シンボル(象徴・印・記号)となって、すばやく回転している輪から投げ出されてきた(飛び出してきた)。それはひとつひとつ、彼が人生で行なってきた行為として認識されるもので、正しい順序に連続して並んでいた。」


Fさん、Yさんがおっしゃるように、まさに走馬灯みたいな感じで回っている。でも、飛び出してくるんですね。飛び出してきて、目の前で展開されていく感じでしょうか...

2012/05/07

MIND - DELUSIONS - friend

本日の不満なルブリック(笑)

p. 71
Delusions
- friend:
・never seen his friends;he had | walking;after


英語の語順に直すと、he had never seen his friends, after walking
「彼は友だちを決して見たことがなかった、歩いた後」

Stramonium ですね。

日本語のヘンさでわかると思いますが、あまりエレガントな英語とは言えません。

ハーネマンのマテリアメディカ・プラにありました:
After walking he recognizes nothing about him, takes his book and goes to school, but enters at a wrong door (after 6 hours).

After walking all objects seem to him new, even his friends as though he had never in his life seen them before.

歩いた後、自分の周囲にある物を何も認識しない、本を手に取って学校へ行くが、誤った入り口から入る ( 6時間後 )。

歩いた後、あらゆる物が新しく感じられる、彼の友人たちでさえ、まるで今までの一度も会った(見た)ことがないようである。

- 友人
・友だちを認知しない |歩いた後

と理解してよさそうですね。

2012/05/01

MIND - DELUSIONS - fire

p. 70

Delusions - fire
・home; on a distant :


句読点の付け方がよくない気がする、と話したと思いますが、やはり次のようになっているべきです。ついでに「a」も元のKentのレパのルブリックにはないので、取り除いた方がよさそうです:

・home, on; distant :

遠くにある我が家が火事である

出典はハーネマンのMateria Medica Pura。こんな記述です:

He is delirious, and cries out in his dreams that he must go home, because everything is on fire there.
彼はせん妄状態で、自分の家ですべてが炎上してしまっているので帰らねばならない、と夢の中で泣き叫ぶ。


Distantという単語はここにはないですが、今は家ではなく離れたところにいる、という状況はこの言葉に含まれているのでしょうね。