2011/03/08

GENERALS : MUCOUS SECRETIONS - flocculent

p. 1991

MUCOUS SECRETIONS(粘液分泌)

- flocculent 綿状

綿とか毛くず様の沈殿物が混ざった尿や帯下に関する記述がいろんなレメディのマテリアメディカにあがってきました。

例えば、Ambra griseaには灰色の粘液質の分泌物(痰や潰瘍からの排出物)があり、これが綿や毛くずが混入しているようなのかもしれません。

今朝医学辞典から読んだ部分です:

flocculent

綿状の(①綿または羊毛の毛に似ていること.尿のように灰白色または白色の粘膜の細片,綿毛体の粒子,その他の物質を含んでいる液体についていう.②細菌学において,多数の集落が液体培地の表面に浮遊しているか,あるいは底に緩く沈殿している液体培養をいう).

2011/03/07

GENERALS : MOTION

p. 1990 の

MOTION
- wrong
・amel

動き、動作
- 誤った
・好転

ここにあがっているレメディAmmonium muriaticumについてですが、筋、腱の問題や慢性的な捻挫、膝腱短縮などがあるようですね。

銀色のシノプティックにもありますが、モダリティでこのルブリックの意味が何となく分かります。悪化:直立して歩く。好転:屈んで歩くこと。

2011/03/03

GENERALS : LOOKING

もうひとつ!

昨日 (3/2) の最後のルブリック
LOOKING:
-plane; over a large | agg.:

視る、大きな平面を見渡して悪化

関係しそうな事柄として、ここにあるSepia。Kentのレパートリーによると水平的なhemianopia片側視野欠損の症状があるそうです。Boenninghausenによると物の形、大きさ、位置関係や遠近感を錯覚するそうです。

GENERALS : LYING

p. 1985 Lying :

● knee elbow position
膝肘位(しつちゅうい):肘と膝をついたうつぶせの姿勢

● knees and chest; on 
[ルブリックの読み方は"Lying on knees and chest (ameliorates)"]
胸膝位(きょうしつい):膝と胸の上部をついたうつぶせの姿勢。

ステッドマンの英和医学辞典には膝胸位(しつきょうい)となってます:
knee-chest position
膝胸位(婦人科の検査または直腸検査のためにとられる,膝と胸の上部をついたうつぶせの姿勢).=genupectoral position


ちなみに SLEEP チャプターにこういうルブリックもあって、Sepia がどっちにも入ってます:

SLEEP - POSITION
- knees:
chest position; knee

睡眠 - 姿勢
- 膝:
胸位;膝 

● knees, body bent backward; on
["Lying on knees (with) body bent backward"]
直訳すると、「膝を下にして、身体を後に曲げた姿勢」となります。
身体を後に曲げるというのは、背中を後に反るような姿勢でしょうか。

Knerr、Heringなどのマテリアメディカを見ましたが、この表現のまま載っていて、患者はAngina pectoris(狭心症)においてこの姿勢をとる、ということでした。他にこの姿勢がどんなものかを描写するような説明は特になかったんですね。

ここに出ているのは Nux vomica 一つですよね。やはり痙攣的なレメディでいろんな体位にひねったりねじったりすると思うので、ちょっと捻れの入った姿勢かなと私は想像するんですが、どうでしょう。

2011/03/01

GENERALS : LEAF

p. 1981

さきほど「?」と思ったルブリック。

GENERALS - LEAF, valve, skin; sensation of a :
葉、弁、皮/膜のある感覚:

ここに2点であがっているSpongiaを見てみました。出典がptk1、これはファタックのレパートリーですが、ファタックのマテリアメディカにも記述がありました。

Respiratory : Suffocation, as from a plug, valve or leaf in larynx;
呼吸器系:窒息、喉頭に栓や弁または葉があるような;

ということです。ここには Skin 膜という言葉は出てきてませんが、喉ということで何を表現したいのか、なんとなくわかりますね。