今日のまとめ:
書籍版には誤植、クロスレファレンスの紛らわしい記載、古いルブリックの名残りがあり、今日はそれが集中した感じでした。
p. 27
◆ AVERSION
- husband, to :
嫌悪
- 夫に対する
※このルブリックのクロスレファレンスを整理すると:
- men ; to [= male persons] - women (男性に対する - 女性における)
- Disgust - body - others - husband (嫌悪感 - 肉体 - 他の人の - 夫)
- Fear - men ; of [= male persons] (恐怖 - 男性に対する)
- Hatred - husband (憎しみ - 夫)
※ここに載っている最初のレメディ Adam. (Adamas) にクンツリ・ドットがついていますが、これは間違いです。本当はついていません。
※ agncda : Adam.の次に載っているレメディがなぜか小さいサイズのフォントで、その後の著者の略と一続きになってしまっています。正しくは、レメディが Agn. (Agnus castus)、著者は cda (N.M. Choudhuri)
◆ AVERSION
- men ; to (→old rubric)
※ 昔の英語でManは人間全般を指していて、例えば人類のことをMankindと言っていた(現在はHumankindとかHumanity)。そのせいで、以前のレパートリーでも「人」と「男性」どちらもこのひとつのMen のルブリックにまとめていたそうです。今日のレパートリーではふたつを分けていますが、この昔のルブリックで「男性への嫌悪」なのか、「人への嫌悪」なのか、はっきりしないふたつのレメディ(GraphitesとStannum)はこうして残したわけですね。